「今年も賃上げのニュースが出ているのに、なぜか生活が楽にならない……」
そう感じているのは、あなただけではありません。
IT人材・フリーランス向け求人サイト「フリーランスジョブ」を運営する株式会社Hajimariが、全国の30~50代の正社員298名を対象に実施した「お金に関する不安と行動調査」により、現代の働く世代が抱える悲痛なリアルが浮き彫りになりました。
本記事では、アンケート結果をもとに、物価高に苦しむ会社員の実態と「現状を打破できない本当の理由」を紐解きます。

【調査結果サマリ】
- 昇給しても効果なし?:給与が上がった人でも74.6%が「暮らし向きの改善を実感できない」と回答。
- 連休も楽しめない:2026年9月の5連休(シルバーウィーク)で72.5%が「支出を減らす」と回答。過ごし方の1位は「自宅(33.9%)」。
- 老後不安は8割超:老後資金に不安を感じる人は80.5%。しかし計画的な備えができているのはわずか22.5%。
- 行動できないワケ:収入増に向けた行動をしていない人は7割超。理由は「何を始めればいいか分からない(40.7%)」が最多。
昇給した人の「4人に3人」が生活の改善を実感できていない
「直近1〜2年で給与が上がった」と答えた人は45.0%と、半数近くに達しました。一見すると景気が良いように思えますが、物価高騰がその上昇分を完全に相殺しています。
「収入が増えて暮らし向きが良くなった実感があるか」という問いに対し、全体では80.2%が「実感はない」と回答。驚くべきは、給与が上がった人に絞っても74.6%(約4人に3人)が「生活が良くなった実感がない」と答えた点です。

「賃上げ」の陰で、物価上昇に追いつかない実質賃金の伸び悩みが生々しく反映されています。
| 給与の変化 | 暮らし向き改善の「実感なし」割合 |
|---|---|
| 全体(298名) | 80.2% |
| 給与が上がった人(134名) | 74.6% |

連休直前!2026年シルバーウィークも7割超が「節約モード」
お金の不安は、日常のレジャーや休日にも影を落としています。2026年9月に控える5連休(シルバーウィーク)の過ごし方について尋ねたところ、72.5%が「使うお金を減らす」と回答しました。

- 過ごし方のトップ3
- 自宅で過ごす(33.9%)
- まだ決めていない(27.5%)
- 仕事をする(22.1%)

「国内旅行(12.8%)」や「海外旅行(4.0%)」といった出費を伴うレジャーを予定している人はごくわずか。生活や家計に不安を抱える層ほど節約傾向が強く、せっかくの大型連休も「楽しさ」より「出費への懸念」が上回る現状が見えてきます。

老後不安は80.5%――それでも7割が「対策なし」の理由とは?
老後資金に対して80.5%が不安を感じている一方で、計画的に準備ができている人はわずか22.5%にとどまります。

さらに、副業や転職、投資、資格取得といった「収入を増やすための具体的な行動」を起こしている人は28.9%のみ。7割以上の人が「特に何もしていない」「節約のみ」という状態です。

なぜ、不安を感じつつも行動に移せないのでしょうか?

動きたくても動けない「3つの壁」
何もしていない・節約のみと答えた人に理由を聞いたところ、意識の低さではなく「ハードルの高さ」が行動を阻んでいることが分かりました。

- 何を始めればいいか分からない(40.7%)
- 時間がない(24.3%)
- 失敗・損をするのが不安(20.8%)

「現状を変えたいけれど、具体的に何から手を付ければ安全なのか迷っているうちに時間が過ぎてしまう」——これが現代の正社員が陥っている真のボトルネックです。
まとめ:現状を変えるためには「最初の一歩」の情報が必要
今回の調査から、会社員の多くが「昇給しても物価高で相殺され、老後や休日の出費に怯えつつも、次の手を打てずに止まっている」という厳しい現状が浮き彫りになりました。
節約だけでは限界がある時代だからこそ、個人のキャリアやスキルを活かした副業・転職・フリーランスといった「自分で収入の口を増やす手段」に関する正しい情報収集が求められています。
- 引用元:フリーランスジョブ
- 該当記事URL:https://freelance-job.com/contents/news/research/3267
【調査概要】
- 調査名:会社員の「お金の不安」実態調査
- 調査対象:全国の30〜50代の正社員 298名
- 調査方法:インターネットリサーチ
- 調査時期:2026年8月
- 運営会社:株式会社Hajimari(https://freelance-job.com/)
※本記事の「暮らし向きが良くなった実感」は、物価上昇も踏まえて回答者が主観で答えた値です。収入額や手取り額そのものを測定したものではありません。


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